2004 make a fresh start.

2004年度分の記事の掲載を完了。
この年は、宍戸治一、尾崎紘之、樋渡大樹、寺岡欣吾の代であり、1年生の頃から試合に出続けてきたメンバーも多く、また多彩な新入生とも相まって、飛躍が期待された代でした。
しかし、2部リーグにおいては、東海大青学大の壁が厚く入れ替え戦進出は果たせず、この年からずっと続いていく拓殖大とのライバル関係においても2連敗を喫してしまいます。関東インカレ、新人戦、インカレの3つのトーナメントも、その全てで1部校に敗れてベスト16。2部の中位からは脱却したものの、さらに上のステージへの突破は果たせませんでした。
その一方で、この年は同時に塚本清彦コーチがHCとして年間を通じてコーチングを行い始めた年でした。
明治大学バスケットボール部に継続した指導体制が復活したことで、チームとしての目線が上がっていきます。そして、コーチが“大学でバスケットボールをする意味”を問いかけ続けることで、選手個々の覚悟を育てていきました。
これまでとは違うチームへの改革を求められた4人の4年生にとっては、困難の連続する日々だったでしょうが、彼らの苦闘と努力の結果が、10年後へ繋がっていきます。
この年に塚本ヘッドコーチが宣言した「いずれは満員の代々木第二体育館で、強い明治をお見せします」。長い時間がかかった“強い明治”への第一歩は、彼らとともに踏み出されました。
 
記事は左側の「最新タイトル」がリンクになっている 記事一覧 から、2004年の各月へ行っていただくか、カテゴリーの「Archive of Official-HP.」をクリックして下さい。