順位決定戦

拓大の壁を破れず。

於 明大和泉体育館
ともに二敗で並ぶ明治大学拓殖大学での1位2位順位決定戦を行った。
トップチームがオフに入り、トップに帯同していた高井、山下、眞弓、さらに横尾もベースに参加しての試合。スタートは、秦 清水 相馬 高井 星野。このリーグ戦を通して最も強いハートを見せ、一線目のディフェンスでの貢献度が高い秦がスタートPGに抜擢された。
しかし、リーグ戦の最後を飾るべきこの試合で、1Qが9-26と、悪すぎる出足。原因はチーム全体が攻撃意欲に欠け、個々が攻めていかないためディフェンスを崩せず、シュートを打ってもリムに弾かれる。さらには、漫然と回したパスをカットされてターンオーバーから速攻に走られ失点という最悪のパターンが続く。五十嵐が最初の得点を決め、試合開始から5分間の0点をようやく抜け出すも、次の得点が決まったのは残り1分30秒、相馬の3Pであった。その後は、佐藤、長田が連続で得点するも、その間に拓殖が積み上げたポイントは26。10分間で17点のビハインドとなった。
2Qは、伊与田 秦 高井 佐藤 眞弓でのスタート。その後に上田 伊藤 星野 北向 清水 松村を順次投入し、中でも上田は積極的にゴールへ向かう姿勢を見せ、連続して得点を挙げるなどしたものの、ゲーム全体の流れを変えるまでには至らず、2Qは13-18、前半で22-44と、さらに点差を拡げられてしまう。
3Q、伊与田 横尾 相馬 高井 佐藤でスタート。出だしは互いに得点を決めあい、残り7分ほどで30-50。そこから、横尾を中心に明治が奮起。残り2分半まで拓殖に得点を許さず、横尾の連続3P、星野の2P、相馬のバスケットカウントなどで13点を加え、一気に7点差まで詰め寄る。しかしその一方で、その間投入された田中や内山が流れに乗り切れず、自己アピールの機会を逸してしまう。そしてさらに、残り2分で勢いが一段落すると、2分間で拓殖に7点を挙げられ、明治は新垣の1on1など単発の攻撃での得点に留まり、点差を再び二桁とされて最終第4Qを迎える。
4Qは、清水 北向 横尾 上田 星野でのスタート。そこから、野口 伊藤 佐藤 宍戸 山下を投入するも逆に点差を拡げられ、残り3分半で55-71。そこでのタイムアウト明け、メンバーは 秦 五十嵐 横尾 高井 佐藤へ。最終盤で点差を縮めたものの、拓殖を脅かすには至らず、63-73で試合終了。
4連勝でほぼ手中にしていた1位の座を3連敗で失う結果となった。
明治 63 (9-26,13,18,25-12,16-16) 73 拓殖