vs Bears.

宮本峰秀

前日にトップが一部昇格への道を絶たれた相手との対戦という、否が応でも盛り上がるシチュエーション。
しかし、序盤は昨日のトップ同様コート上でのコミュニケーション不足に苦しみ、リズムを掴めない。先発を任された、五十嵐・伊藤哲・長田・上田・内山も、交代出場の平塚・牧原・野口も、決定的な働きは出来ないものの、ターンオーバーの差で大東大から7点のリードを奪う。2Qには田中・柴田・相馬・星野が交代出場。五十嵐から相馬へのアシストなど、ようやく好プレーが出始め、上級生や平塚の声も出るようになり、さらに8点を離し55-40で前半を終えた。
3Qはそれまで鳴りを潜めていた伊藤哲が爆発。7本の3Pを決める大活躍で大東大を突き放す。しかし、岩瀬・松村が怪我、星野が風邪という苦しい台所事情のインサイド陣で、上田、・内山がともにファールが込みベンチに下がらざるを得なくなる。それでも3Qはさらに点差を拡げ、23点差に。
誰もがセーフティーリードと思った4Qは、一転して本学のシュートが入らず大東大に猛追を許す。さらに上田・内山が退場し、ローポストとセンターを失ってしまう。チームとしてのバランスを失った本学は4分程をノーゴール。相馬がようやく4Q初得点を上げた後も大東大の猛烈な追い上げは変わらない。そこでシュート力に定評のある岡本・宮本を投入すると、この起用がズバリと当たる。岡本の3Pに加え、3点差まで追い上げられた残り1分強の場面で宮本がスティール。さらに直後のオフェンスでも宮本自身が試合を決める3Pを沈め、大東大を退けた。

明大 96(24-17,31-23,28-20,13-32)92 大東大