from 曽田祐輔.


photo @ 2007/09/12 IZUMI-GYM
 
この写真に僕は写っていません。
この光景は僕が選手としてではなく、けがのあと、スタッフとしてチームの一員になった時に毎日見ていた光景です。
この光景を見て、色々なことを思ったのを覚えています。
最初は自分が、あの列の中にいれないことが悔しく、目を背けたくなる毎日でした。
無理をしてでも選手として最後までやりぬくべきだったのか、と毎日考えました。
ですが、立場の変わった僕をベースのみんなが受け入れてくれて、その思いは日々薄れていったように思います。そして、力になりたいと素直に思わせてもらえましたし、「仲間」というものを強く意識させてもらうことができました。
また、スタッフになることで、バスケットボールだけでなく、今までの自分がどれだけ周りの人に支えられてきたかを強く感じることができました。
父親との口論の中で「明治なんてつまんねぇ。大学でバスケやって良かったことなんてない。」と言ってしまったこと。いらだっていたとはいえ、いかに自分が愚かな発言をしてしまったかと痛感し、涙を流したのもスタッフになってからでした。
親だけでなく、監督やスタッフのみなさん、OBの方々、種川さん、杉林さん、そしてチームメイトに支えられ、4年間バスケット部に所属することができました。
本当に感謝しています。
 
ありがとうございました。