vs WASEDA univ.

池内博人

東京都夏季選手権大会4回戦の相手は早稲田大学。池内 佐藤卓 森山 秋 加藤のスタートは、森山の3Pを皮切りに早々に10点のリードを奪う。
しかし、そこから緩みが生じ、ターンオーバーが頻発。当たりの激しい早大ディフェンスのディナイを嫌がってボールは外角を回るばかり。抜きに掛かればバスケットカウントを得られるにもかかわらず、多くのオフェンスで安易な3Pを選択してしまう。そのシュートの率の悪さと、集中力を欠くディフェンス・リバウンドの帰結として、2Qの4分半には1点差とされ、その3分後には逆転を許す。
後半に入っても、一向に内容は上向かず、3Qの7分20秒の時点で19点差(37-56)とされてしまう。そこからようやくエンジンが掛かったか、2分半で8点を詰め、4Qも佐藤卓がオフェンスリバウンドで奮闘して、宮川・池内の3Pを呼び込み、5分間で61-62まで詰め寄る。しかし、そこでのタイムアウトで流れを手放してしまい、8点差まで離されると、攻守両面で慌てるばかり。岸本 佐藤が意地の得点を重ねたものの、結局は早大の得点を止められずに追いつけないまま、75-76で試合終了。4回戦・準々決勝で敗戦となった。
 
明治大 75(20-14,11-22,14-20,30-20)76 早稲田大
 
終盤に追い上げを見せたとはいえ、相手はあくまでも早稲田大のBチーム。
この試合にかけるエネルギーと集中力で劣った結果が、当然の敗戦であった。
前節の墨田クラブとの試合後、トップの練習にて塚本HCが強く求めたメンタルタフネス。それが今の我々には備わっていないことを痛感させられた試合であり、それは一朝一夕には得られず、日々の練習への真摯な姿勢を貫くほかないという、当たり前のことを知るための、非常に高価な授業料となった。