六本木の奇跡 from 西原

1996年7月22日、アトランタオリンピックのサッカーの予選一次リーグで、伊東輝悦のゴールにより1-0で日本代表がブラジル代表を破った試合を日本のサッカー史では『マイアミの奇跡』という形でいまなお語り継がれている。
2005年9月22日、新たな奇跡が起こった。それを西原は『六本木の奇跡』と勝手に名づけてしまおうと思う。
それは上記のイベントでアイバーソンの登場前に行われた○×クイズでの出来事である。アイバーソンに関するクイズを司会の塚さんが出題し観覧者が○×で答え、クイズに勝ち残った人にはフリースローを1投打つ権利が与えられ、入ればアイバーソンと記念撮影+シリアルナンバー入りのアイバーソンネックレスがプレゼントされるというビック企画!
明治バスケ部一行ももちろん参加。4,5問目くらいまではほぼ全員順調に正解していった、しかし
アイバーソンが初めてオールスターに出場したのは2000年である、○か×か!?』
この問題に観客の人ほとんどがひっかかりほぼ全滅。会場にがっかりムードが立ち込めた。
しかしその時「キャーーーー!!ギャーーー!!」と妖怪人間べムもびっくりという奇声を上げる女性がいた。それはなんと4年マネージャーの大内佑香であった。なんと彼女、この問題に正解!正解者が11人に絞られた。そこで塚さんとじゃんけんをして勝ちかあいこで
権利獲得ということになった。
「じゃんけんほい!」
大内、手堅くあいこ。フリースローの権利を獲得した。
「ギャーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!」・・・絶叫である。
そしてむかえたフリースロー、奇跡もここまでだろうと思った。なぜなら大内はバスケ経験なし、中高テニス部に所属するもすごい控え・・・(本人談)練習が終わった後にたまにフリースローの練習をしているのをみていたが運動神経という言葉とは無縁そうな彼女。
注目の1投・・・スパッ。
なんとネットを通過!そして言うまでもなく大絶叫。
こうして大内はアイバーソンネックレスをアイバーソン本人から受け取り、記念撮影をしたという奇跡な1日でした。