an eventful seasons.

横尾達泰

本日のインカレ終戦を以って、横尾・相馬・佐藤・中澤・星野の4年生が引退。
彼らの入学は2003年。菅野芳也・瀬戸口大志郎・阿部善和・甲山和哉が4年生だった年であり、ようやく再び戦力が整い始めた時期でした。フロントラインには、菅野・瀬戸口・尾崎・樋渡・高野・黒田、シューター・スラッシャーとして阿部に寺岡・神崎健・緒方・板橋、そしてガードに宍戸と高橋・神崎剛がおり、1年生が割って入っていくのは容易ではありませんでした。それでも、まず中澤と星野がベンチ入りし、続いて横尾・宮本がその能力を認められて行きました。相馬・佐藤・西村はもう少し時間がかかりましたが、2年次からは頭角を現し、3年のリーグ戦までには全員がリーグ戦を経験する優れた選手たちです。ただ、惜しむらくは、それぞれに大きな怪我をした時期が長かったために、揃って出場し、同じ代でのコート上での連携を深めていく時間がとれず、彼らの先輩方や後輩達のような、セットとしての存在感を出し切れなかったことが、皆のプレイングタイムを押し下げてしまいました。
そして、4年生として迎えた今季、1部昇格を果たせず、また5人でともにコートに立つことも叶いませんでした。バスケットボールの結果に限っていえば、彼らは苦闘の代であり、それも報われなかった代かもしれません。それでも、彼らは明治大学バスケットボール部の日々から、多くのことを学び、得てきました。それは彼ら5人がこれから歩んでいく人生が証明してくれるはず。
 
最後に、彼らについて公式HPやブログで毎度毎度書いてきた一言を贈ろうと思います。きっと君達にはそれが出来るから。
頑張れ、もっと頑張れ。