Movement.

Movement.

本年も多くの方にお世話になりました。
皆様のおかげで、このblogも続き、明治大学体育会バスケットボール部も、いくつかの結果を得ることができました。
保護者の皆様のご心労とご負担、OBの皆様のご助力、そして応援くださった皆様のご声援に、幾分かでも御恩返しが出来たならば、それ以上の喜びはありません。
 
ただ、今年の明大バスケ部は、結果を残した一方で、多くの苦しみにも直面して参りました。
スタッフ、選手、マネージャー、その誰もが、「明大バスケ部」のあり方について、考え、悩み、決意を持って、課題に取り組んできた一年間でした。
明大バスケ部は、変わっていきます。
「大学スポーツ」の意義を、自らのバスケットボールへの誠実さにおいて、再構築していかなければなりません。
大学に「場所を与えてもらえた」時代はとうに過ぎ、自分たちが「何事をなすことが出来るか」を対外的に示さねばなりません。
そして何より、大学の4年間を、18歳からの黄金の日々を、「気楽なバスケット」に費やしてしまうのは、余りにも惜しいことです。
バスケットコートで何を成し遂げられるか。
自分が何者であるかを示すことができるか。
自分の人生のために何を掴み取ることができるのか。
HCは常に、そう問いかけてきました。
それに、応えた者、応えられなかった者、問いの意図を掴めなかった者、とにかく目の前のボールを追うことで精一杯だった者。それは様々だったと思います。
 
それでも、この1年間、明大バスケ部が活動し、成長を続けてこられたのは、選手たちの努力によるものでした。
特に、最上級生となり、これまでの3年間とは全く違う次元の問いを突きつけられた、4年生たちの献身によるものでした。
金丸晃輔、池内博人、駒水豪、鈴木夏彦、近井恭平、土屋守、松林弘祐、森本政裕、柳亮祐、若林良、渡邉朋也、進藤広大、そして岡田千紘。
皆への感謝を記して、2010年の a View on the“Border”of MUBT を締めさせていただきます。
どうもありがとう!