塚本HC(試合後のミーティングにて)

大会を通じて、プレータイムが多かった選手も少なかった選手も居るが、この大会は個々の可能性を広げる場でもあるので、信頼しているからこそ時間が少なかった者もいるし、誰がスタートだったか、結果として誰をもっと出せば勝っていた、とかは関係がない。
それでも、自分で少ないと思うものは、そのプレータイムを得る信頼を掴み取らなくてはいけない。ある程度出ている者も、もっと成長して、新しい自分を見せていくことが大切。
そして、チームとしても、ベンチも、もっと良い姿勢を作っていくこと。都民大会はリラックスしてやってきたが、リーグ戦でも個々の心と身体をリラックスさせることは大切。「入れよう、入れよう」と心が固いと、筋肉も萎縮して、相手に読まれてしまう。試合でリラックスできるように、練習で追い込んでいこう。
そういう意味でも、今日のベストのプレーは、西川がディフェンスの上から決めたダンク。「確実にレイアップで」という考えもあるだろうけど、試合の、厳しい場面でやってこそ、チャレンジになるし、成長に繋がる。
普段も練習後の個人練習でやってみるだけでなく、メニュー内の激しい当たりの中でチャレンジしていこう。「今、出来ること」だけではなくて、もっと上のプレーを目指していこう。